今回ご紹介するマンションは直床施工のマンションのため
既存のフローリングを剥がした後、遮音性能のある二重床を
組むことが必要になりました。
二重床を組むため全体の床の高さが変わりますので
お部屋の入口ドアはすべて新しく
床の無垢板の雰囲気に合わせて『 杉柾目 』の突板で製作。
玄関の上がり框・巾木はどちらも百年杉で作りました。
床と同じ材料なので仕上がりがスッキリ綺麗になりました。
お施主様のご希望で【 二百年杉 】をLDと洋室
【 百年杉 】を廊下・キッチン・他水廻りと
二種類の材料で張分けをしています。
二百年杉は赤身の強い板と白太の板がありましたので
LDと廊下・キッチンの百年杉と板の色が
大きく違わないように材料の色合わせには気を配りました。
無垢板の柔らかい質感と木目の美しい内装になり
お部屋が以前に比べてとても明るい雰囲気になりました。
百年杉・二百年杉【 尾鷲香杉 】
無垢材の床板にすべての床を張り替えするのが
リフォームをする大きな目的でいらっしゃいました。
合わせて、洋室・トイレ空間の拡張、住設機器の交換、
収納を機能的に作り替えたいとのご要望。
杉の無垢板の床は脚触りが良くて、とても暖かく感じます。
夜中にトイレに起きた時、スリッパが無くても冷たく感じないんですよ。
小さなお客様が来た時、床に直にぺたんと座ったままずっと遊んでいました…
子供にも無垢板の柔らかい気持ちよさが分かるんだと思います…
杉の香りが心地よく部屋も以前より明るくなり満足しています。